7月18日
絶望から生まれた贈り物
「私たちの病気は必ず再発するか進行した。そしてついにこの状態から抜け
出したい一心で、ナルコティクスアノニマスの仲間に助けを求めたのだった」
ベーシックテキスト P.21
絶望という言葉からは、絶対にそうはなりたくない、と思う場面が浮かんでくる。例えば、魂はボロボロに擦り切れ、必死な目つきで何かを手に入れようと、力を振り絞って這いつくばっている姿だ。まるで、追い詰められた動物、飢えに苦しむ子どもたち、そしてNAを知る前の私たちそのものだ。 だが、NAを知る前にそこまで絶望していたからこそ、私たちは第1ステップを受け入れざるをえなかった。何も考えることができなくなっていたからこそ、新鮮な気持ちで新しい考えに心を開くことができた。自分で作った否認の壁を越えて狂気があふれ出るまでになったからこそ、自分の病気に正直にならざるをえなかった。何とかコントロールしようとあらゆる手を尽くしたものの、精も根も尽き果てたからこそ、降伏せざるをえなかった。だからこそ私たちは、絶望から生まれた贈り物を受け取り、スピリチュアルな原理を受け入れることができた。その原理があれば、私たちも回復できるのだ。 私たちが助けを求めたのは絶望していたからだ。だからここまできたら、次は方向を変え、新規まき直しで新たな一歩に足を踏み出す。追い詰められた動物が絶体絶命のなかにあっても安全な場所を見つけ出すように、私たちもまたナルコティクスアノニマスのなかに安全な場所を見つけることができたのだ。
今日だけ:絶望によって生まれた贈り物のおかげで、私は正直になり、心を開き、やる気が生まれた。この贈り物に感謝している。なぜならそれで回復が実現可能になったからだ。
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